法人化の前に!設立直後につまづきやすい課題を理解しよう

こんにちは!
ざえもん社長です。

今回は法人を設立した直後につまづきやすいポイントを説明します。

特に最近は法人設立をサポートしてくれる有料サービスもあるので、
悪く言うと、簡単に法人が「設立できてしまう」のが実情です。
メリットだけに目を向けて飛びつくと、思わぬ壁にぶつかって、
なかなか事業が開始できないといった事態になりかねません。
しっかり予習してから法人化するか判断しましょう!

法人化のメリット・デメリットについては過去の記事を参照ください。

目次

法人設立した直後にぶつかる壁とは

結論から言うと、最初に直面する課題は「法人口座の開設」です。

個人口座をつくる感覚で、軽い気持ちで申し込んでもまず通りません。

口座の不正利用防止のために年々審査が厳しくなっているよ。

いきなり不安にさせることを書いてしまいましたが、
必要な情報を理解して準備をすれば乗り越えられるので、
しっかり予習して審査落ちを回避しましょう!

法人口座について

特徴

個人の口座との大きな違いは維持費です。

具体的には、メガバンクでインターネットバンキングを利用する場合、
多いところでは月額数千円程度の利用料がかかります。
大手のネット銀行は、月額料金が無料なのでランニングコストに大きな違いが発生します。

マイクロ法人ではネット銀行の活用がオススメ!

おすすめの銀行は

結論から言うと、

①GMOあおぞらネット銀行
②住信SBIネット銀行
の2つが特にオススメ。

①GMOあおぞらネット銀行を推す理由
 ・ネット銀行で初めてPay-easy(ペイジー)ダイレクト納付に対応。
  税金・社会保険料の電子納付が可能。
 ・同行宛ての振込手数料が無料。

②住信SBIネット銀行を推す理由
 ・同行宛ての振込手数料が無料。
 ・Pay-easy(ペイジー)に対応していないデメリットがあったが、
  2024年4月18日から対応予定。

法人口座で同行宛ての振込手数料が無料なのは大きなメリット。
役員立替金の清算時などで余計な出費がないので便利。
Pay-easy(ペイジー)の対応でこれまでは優劣がありましたが、
今後は法人代表者のメイン口座に応じてどちらか選択する形が望ましいと思います。

法人口座の開設について

重要な必要資料

最初に書いた通り、軽い気持ちで申し込みしてもすんなり通りません。
次のポイントを満足できる資料の提出が必須です。

・事業内容
・事業の実態
が確認できること

設立して間もない会社が、事業の実態を示すのが困難で、
・事業をするために口座がほしい
・口座を作るには事業の実態が必要
というある意味で矛盾した状態に直面するのが、設立直後の課題でしょう。

私もすんなり審査が通らず、苦労しました

ざえもん社長はどう乗り越えた?

私は一度申し込みした後で、追加資料を提出するよう求めがあり対応。
住信SBIネット銀行で無事開設できました。
資料は事業計画書を作成して提出。

設立したばかりの法人は事業開始前なので、
どんな資料を出せばいいか教えてくれて悩みが減りました!

・事業計画書とは何か?
・書き方
に至るまで自社HPで解説してくれているので、
未経験者でも見よう見まねで書き上げることが出来ました。

事業計画書とは、経営者のような経営に関わる人が事業の計画について文字や数字を用いて説明する文書です。起業に関する場面では、物件の賃貸、出資希望者への説明、融資・補助金申請など、さまざまな場面で事業計画書が必要になります。経営者が自身の考えを確認するためのものという側面もあります。

引用:住信SBIネット銀行 事業計画書はなぜ必要?目的から書き方まで徹底解説

まとめ

  • マイクロ法人の最初の口座は維持費がかからないネット銀行がオススメ。
  • 法人口座は簡単に開設できず、事業内容を確認できる資料が必須。
  • 資料を準備すれば設立直後でも開設できた。

まずは1つ口座を開設するのが重要です。
事業を始めて実績を積んだら、他に必要な口座の開設にもチャレンジしていきましょう!

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